「力を入れると痛い」
「痛くて体重がかけられない」
その痛みは肉離れかもしれません
「肉離れ」という言葉はよく聞きますが、具体的にはどのような症状のことでしょうか。
特にスポーツをしている方は
「痛みで歩けないけど、これは肉離れかな?」
「肉離れだったらどういう対処法があるんだろう?」
と悩むこともあるかと思います。
こちらでは肉離れの原因や症状と
その対処法についてご紹介します。
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目次
このような悩みはありませんか?
- 走り始めたらふくらはぎに痛みが走った
- 野球でスイングをしてから脇腹が痛い
- 着地した際に太ももを痛めてしまった
- ふくらはぎからぶちっという音がなった
肉離れが発症しやすい部位について
ぶちっという嫌な音とともに起こる「肉離れ」は、スポーツを行っている方などはなじみのあるケガかもしれません。
肉離れとは筋肉の断裂によって、痛みを感じる症状のことを言います。
ここでは「肉離れを起こす原因」と「肉離れはどういう症状か」をご紹介していきます。
【肉離れについて】
肉離れは主にスポーツの現場で、ダッシュやジャンプ、急な方向転換をするような瞬発的な動きをした際に、「筋繊維が部分的、もしくは完全に切れてしまう状態」のことを言います。
肉離れは筋肉があればどこでも起きる可能性はありますが、
切れやすい部位は下肢が中心です。
・ふくらはぎ(腓腹筋、ヒラメ筋)
・太ももの前側(大腿四頭筋)
・太ももの後ろ側(ハムストリングス)
負傷した部位は内出血によって腫れが現れ、筋繊維が切れているために関節の可動域にも制限が出てきます。
負傷部位にはピンポイントで圧痛(押した時の痛み)があり、症状がひどい場合にはへこんでしまうこともあります。
【肉離れが起こる原因】
●運動前のウォーミングアップ不足、筋疲労、水分不足
筋肉が硬くなっているときに強い収縮が加わることにより、筋繊維が切れやすくなります。
●飲酒
身体の防衛本能として、脳からの制御でどんなに頑張っても筋出力は7割程度におさえられています。
しかし、飲酒によってリミッターが切れてしまうと、普段は出せない筋出力が出てしまうことにより筋の損傷を招きやすくなります。
●つっている筋肉を無理にストレッチする
冬場は冷えによる血流不足によって足がつりやすい季節になります。
つっている状態は筋が強く収縮していますので、それを無理にストレッチしようとすると筋繊維が切れて肉離れに繋がる可能性があります。
肉離れを起こした際には「ぶちっ」と何かが切れた感触があり、足の肉離れの場合は激痛で歩行困難になります。
腓腹筋の肉離れはふくらはぎの内側に起こりやすいのですが、もしアキレス腱に近い方に圧痛があり、歩行はできるが、つま先立ちができないなどの状態であればアキレス腱が切れている可能性もあります。
肉離れが起きた時の対処法
スポーツの現場で肉離れが起きたら、本人はもちろん、周りの方も「どうすればいいのだろう」と焦ってしまうかと思います。
肉離れを起こした際は、早急な応急処置「RICE処置」での対応が重要です。
【初期の安静と冷却が大切です】
R:Rest(安静)
負傷後は、安易に動かすと症状が悪化する可能性があります。
そのため、運動を中止して患部を安静にすることが重要です。
椅子や床などに座ったり横になったりしましょう。
運動を中止することで、全身の血液循環を抑え、腫れや内出血、患部の痛みを軽減する効果が期待できます。
I:Ice(冷却)
受傷後は早期から患部をしっかりアイシングしましょう。
アイシングすることで、腫れや炎症の抑制が期待できます。
具体的には、氷を氷のうやビニール袋に入れて患部にあてて、20〜30分ほど冷やします。
その際、皮膚に直接あてるのではなく、手ぬぐいや薄いタオルの上から冷やすようにしましょう。
感覚がなくなってきたら一度外して30分くらい休ませ、再び氷を当てて冷やします。
痛めてから数日は1日に2~3回繰り返し、4日目ごろからは、1日に1~2回と徐々に冷やす回数を減らしていきましょう。
C:Compression(圧迫)
無理に圧迫するのではなく、患部が動かないようにします。
伸縮性のあるテーピングなどを使用し、受傷部位を圧迫しましょう。
患部を圧迫することで、皮下出血や腫脹を軽減する効果が期待できます。
指先などの末端が変色したり、しびれてきたり、冷たく感じてきたらすぐに緩めて、血行が正常に戻ったら再び圧迫するようにしましょう。
E:Elevation(挙上)
患部を心臓より高い位置に上げて固定します。
挙上することで、腫れや内出血を抑制する効果が期待できます。
足を負傷した場合は、寝た状態になって、台の上にケガをした方の足を乗せたり、枕やクッションを使って足を挙げたりしましょう。
特に足は腫れやすいため、就寝時にも挙上を保つと良いと言われています。
損傷の程度によりますが、3〜4週間が回復までの目安になります。
しかし、完全断裂などの重症になると6〜8週間と長期化する場合もあります。
応急処置が遅れるほど、患部の損傷は広がってしまう可能性もあり、腫れが悪化することによって回復が遅れてしまいます。
回復が遅れるほど瘢痕組織と言う、筋肉とは別の組織ができやすくなります。
例えると、損傷した筋繊維を簡易的にボンドで止めるような形になるので、復帰後も違和感や痛みが残ったり、再発しやすくなったりします。
きちんと処置をしなかったために痛みが残ってしまうと、体重のかけ方にも左右差が出てしまいます。
その結果、身体がゆがみ、「腰痛」「肩こり」などにも繋がってしまうので、負傷した際にはなるべく早期回復を目指す必要があります。
武蔵境南口接骨院の
【肉離れ】アプローチ方法
当院では、肉離れに対して炎症期には「テーピング」での固定や、アイススティックや保冷剤を患部にあてる、「アイシング」といった対応を行います。
炎症期を過ぎた頃には、固定する目的のテーピングから患部の動きをサポートする目的のテーピング方法に切り替えを行います。
患者さんの多くはスポーツをされている方ですが、お子さんの運動会で急な激しい運動をした際に、 肉離れを起こしてしまい、ご来院される患者さんもいらっしゃいます。
肉離れは歩けないほどの痛みを伴うこともありますが、そんな場合は痛みを軽減させるために固定を目的としたテーピングを行います。
普段から運動されている方も、急な運動で肉離れを起こしてしまった方もお気軽にご相談ください。
【肉離れに対する施術方法】
■保険施術
スポーツ中や日常生活の中で直接的な外力による損傷(骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷)を負った場合、健康保険など各種保険を使用し施術を行える場合があります。
炎症がみられる場合は、応急処置を施したのち、ハイボルト療法や患部を冷やしたり温めたりする温熱療法(温罨法)などでアプローチしていきます。
■ハイボルト療法
急性の症状や原因不明の痛みに対して行う施術方法で、直接深部の組織にハイボルト(高電圧)の電気を流すことにより組織や靭帯の回復を促します。
ハイボルト療法は即効性が期待できるだけではなく、原因探すための検査としても有効です。
■経穴(ツボ)へのアプローチ
筋肉にコリがみられる箇所や経穴(ツボ)に刺激を与え筋肉を柔らかくしていきます。
施術後の効果持続の目的や、金属粒などがついたテープを貼ることで自分でも刺激しやすいよう経穴(ツボ)の目印として施すこともあります。
■テーピング
パフォーマンスの向上、患部の動きのサポート、負荷の軽減など患者さんの目的と患部の状態により「ホワイトテープ」「キネシオロジーテープ」「スパイラルテープ」「ストリンテックステープ」などのテーピングテープを使い分けて施していきます。
■CMC筋膜ストレッチ(リリース)
筋肉や内臓、骨を覆っている「筋膜」に専用の器具(ステンレスでできたブレードなど)でアプローチしていきます。
筋膜の緊張や癒着をほぐすことで組織の回復力を高め痛みの軽減や可動域の改善が期待できます。
■超音波療法
筋肉の浅部や深部にミクロレベルの細かい振動を与えることで、肩こりや腰痛などの慢性的な症状から、ケガによる痛みの軽減に効果が期待できます。
施術の際には患部がほんのり温かく感じますが、痛みは伴いませんのでご安心ください。
著者 Writer
- 佐藤 聡
(さとう さとし) - 生年月日:12月27日
血液型:B型
趣味:旅行、美味しいもの巡り、スポーツ観戦
出身地:東京都東村山市
得意な施術:腰痛全般、頭痛ケア、骨盤の歪みや姿勢不良から来る痛み、悩み、痛みの出ない身体づくり
患者さんへの一言:痛めてしまう回数が多ければ多いほど、身体は脆くなってしまい痛めやすく、改善しにくい身体になってしまいます。
そうならないために痛みを改善するのはもちろんのこと、痛めない身体まで共に目指していきましょう!
今後の目標:筋・骨格や姿勢、歪みなどの健康診断や定期検診を主流にする
座右の銘:誰にでも出来ることを誰も出来ないぐらいやる
施術家としての思い:痛めてしまった身体には必ず理由があります。
大事なことは今後どうしていけば同じことを繰り返さなくて済むのかを見極めて、改善させることです。
まだ耐えられるからとか我慢できるからと忙しい生活環境を優先して改善しきれなくなってしまった方を何人も見てきました。
そんな方を一人でも増やさないことが私たちの役割と考え行動しています。
どんな状況、環境でも人間は身体が資本です。
人生の最後まで自分の力で動けるためにも今から出来る行動をしていきましょう!
施術へのこだわり:身体に対して何が痛いのか、何故そうなったのか、今後どうしていけばいいのかを患者さん自身に理解してもらいます。
その上で施術は何が必要なのか、何故それをするのかまで納得してもらい共に改善を目指します。
【経歴】
2009年 山野医療専門学校を卒業
2009年~ 武蔵境南口接骨院で勤務
【資格】
2009年 柔道整復師免許取得
当院のご紹介
ABOUT US
武蔵境南口接骨院
- 住所
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〒180-0023
東京都武蔵野市境南町2-10-25
- 最寄駅
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JR中央線「武蔵境駅」 南口 徒歩2分
(イトーヨーカドーの目の前)
- 駐車場
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なし
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
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9:00〜20:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ▲ | - | ▲ |
- お電話でのお問い合わせ
-
0422-30-2266
- WEB予約はこちら
- Web予約受付フォーム24時間受付
施術案内
Treatment guidance
保険施術
スポーツ中や日常生活の中で直接的な外力による損傷(骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷)を負った場合、健康保険など各種保険を使用し施術を行える場合があります。
炎症がみられる場合は、応急処置を施したのち、ハイボルト療法や患部を冷やしたり温めたりする温熱療法(温罨法)などでアプローチしていきます。
基本施術
お身体の原因不明な痛みや、慢性的な痛みに対してのアプローチをご紹介しております。身体の痛みは全身のバランス調整によって大きく改善できるものがあります。ゆがみを整えて、身体本来の働きをさせ、痛みの改善を目指しましょう。
羽田野式ハイボルト
急性の症状や原因不明の痛みに対して行う施術方法で、直接深部の組織にハイボルト(高電圧)の電気を流すことにより組織や靭帯の回復を促します。
羽田野式ハイボルトは即効性が期待できるだけではなく、原因探すための検査としても有効です。
特殊固定具
骨折、脱臼、重度の捻挫の場合は患部をより強固に固定する必要がるため特殊固定具を使用し組織の回復を目指します。
患部の状態によりギプス包帯やボール紙を使った固定具などを用いて患部を固定します。
経穴(ツボ)へのアプローチ
筋肉にコリがみられる箇所や経穴(ツボ)に刺激を与え筋肉を柔らかくしていきます。
施術後の効果持続の目的や、金属粒などがついたテープを貼ることで自分でも刺激しやすいよう経穴(ツボ)の目印として施すこともあります。
テーピング
パフォーマンスの向上、患部の動きのサポート、負荷の軽減など患者さんの目的と患部の状態により「ホワイトテープ」「キネシオロジーテープ」「スパイラルテープ」「ストリンテックステープ」などのテーピングテープを使い分けて施していきます。
骨格矯正
お悩みの症状が身体のバランスの崩れや骨盤のずれにより生じている場合におすすめしている施術です。
その方にとって最適な身体のバランスへ導くことで負担の偏りを軽減を図ります。
肩こりや腰痛、慢性疲労に効果が期待できます。
CMC筋膜ストレッチ(リリース)
筋肉や内臓、骨を覆っている「筋膜」に専用の器具(ステンレスでできたブレードなど)でアプローチしていきます。
筋膜の緊張や癒着をほぐすことで組織の回復力を高め痛みの軽減や可動域の改善が期待できます。
超音波療法
筋肉の浅部や深部にミクロレベルの細かい振動を与えることで、肩こりや腰痛などの慢性的な症状から、ケガによる痛みの軽減に効果が期待できます。
施術の際には患部がほんのり温かく感じますが、痛みは伴いませんのでご安心ください。
ドレナージュ(EHD・DPL)
手技により頭蓋骨や目の周辺にアプローチしていきます。
リラクゼーションではなく症状の改善手段として行い、眼精疲労や頭痛、首こり、肩こりなど循環不全の改善に効果が期待できます。
PIA(ピア)
保険施術、初期施術、基本施術に加え、必要に応じて行います。生体電流の乱れを整えることで身体のバランスを調整し不調の緩和を目指す施術です。
肩こりや腰痛など様々な症状に効果が期待できます。
産後矯正
妊娠・出産により骨盤周辺の筋肉が緩み開いている状態を正しい状態に戻す施術です。
産後の「腰痛」や「尿漏れ」「お腹周りのお肉」などのお悩み解消に効果が期待できます。
※産後矯正は骨盤周辺の筋肉が硬くなる前「産後半年」までの間に行うことをおすすめしています。
自律神経調整
手技や温熱療法で、腸などの消化器官にアプローチし自律神経の乱れによる不調や花粉症の症状の改善を目指します。
花粉症は、症状が出始める1か月前ほどから施術を開始するとより高い効果が期待できます。
体質改善を図る目的で行う場合もあります。
O脚矯正
まずO脚になってしまっている原因を見極めていきます。
股関節が外側に開いていることによりO脚となっている場合、骨盤や恥骨、足首などを整えて改善を目指します。
猫背矯正
カウンセリング時に「背骨からきている猫背」なのか「巻き肩からきている猫背」なのかを確認をしてから施術を行います。
猫背矯正をすることにより姿勢の改善だけでなく、首や肩こり、頭痛などの身体の不調の改善効果が期待できます。
また、再発防止のために日常生活でのアドバイスなども行っています。
MCE(モーターコントロールエクササイズ)
腸腰筋(インナーマッスル)を鍛えることで、骨盤の後傾の改善を図る運動療法です。
骨盤の傾きを正すことで、猫背姿勢からなる肩こりや腰痛の緩和が期待できます。
長時間同じ姿勢が辛い方、スポーツのパフォーマンスUPを目指している方におすすめの施術です。
※なお、骨に問題がある場合は特殊なコルセットなどが必要なこともあるため、その場合は専門の医療機関をご紹介することもあります。
交通事故施術
交通事故による打撲や骨折、むちうち症状に対して自賠責保険を使用し施術を行うことができます。
むちうち症状は次第に症状が現れ重くなってしまったり後遺症が残ってしまうこともあります。
事故に遭ってしまったら必ず適切な施術を行いましょう。
労災施術
業務中や通勤中に負傷をしてしまった場合に、労災施術を行っております。
保険会社とのやり取りや書類の書き方などご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。